こんなこに やまのこが目指す保育



 「子どもたちに最善の保育を」

 

 無認可保育所時代から、やまのこ保育園はたくさんの人の思いやエネルギーに溢れていて、ある時それらが集まって一つの活動となり、現園舎の建設が実現し、開園以降も「やまのこの保育」づくりに発展しています。

 しかし、近年の保育情勢は、子育て環境・制度が大きく変化し保育の市場化が急速に進んでいます。やまのこは「子どもたちに最善の保育 を」の使命のもとに保育の市場化から子どもを守ろうと認可保育園として存続することを選択しました。職員一人ひとりの資質の向上を図り、保護者や地域との 連携を深め、より質の高い「やまのこの保育」の充実に力を注いで参ります。

 つきましては、行政をはじめ近隣の皆様、そして何よりも保護者の皆様のご協力とご理解を賜りますよう心からお願い申し上げます。

(理事長  田中 史王)

兄弟のように育ちあう

 

 指さしだけで通じ合う0才児さん。大人にわかってもらえた時の大きなうなずきと満足感。「さようなら」、とぺっこりお辞儀は、まわりのみんなを笑顔にしてくれます。小さい体にどんなパワーをもっているのかと思います。

 ひ とーつ大きくなった1才児さん。自分がしてもたったように、少しだけ小さい子に、そっとさし出すちっちゃな手。お兄ちゃんやお姉ちゃんになってうれしそう です。大きなおうちへの仲間入りで、うれしさ半分、ドキドキ半分の2才児さん。少しずつ交流をしたり、里帰りしたりしながらいよいよ進級。重たい荷物を自 分でもって「よいしょ、よいしょ」お引越ししていきます。

ちょっ と先輩になった3才児さんと4才児さん。「○○ちゃん、何の遊びが好きかな?」2才児の進級を心待ち。一緒に過ごした年長さんたちも、どんぐりのお部屋へ お引越し。何と「寂しい」と涙ぐむ子までいます。まだまだ園内にいるのにね。子どもたち同士のつながりが深いのがよくわかります。

 そして、卒園をむかえる年長児さんたち。ひとつひとつの取り組みに思いがこもります。力合わせの楽しさと、自分への自信をもって1年生になってほしいと思っています。たくさんの弟たち妹たちと職員たちに見送られて、いよいよ卒園です。

 そうやって保育園はひとめぐり。一足お先に進級した子どもたちが、また新しいお友だちをむかえます。お互いのことをよく分かりあって、助け合い、今年もまた兄弟のように育ちあってほしいと願っています。


   (園長 堀江 きよみ)



どんぐり
 保育理念

未来をに なう子どもたちの

最善の幸福のために

保護者や地域社会と共に

児童、家庭、地域の福祉を積極的に増進させ、

子どもたちの確かな育ちを保障することを

目指します。

りんごの木


どんぐり
 保育方針 〜こ んな子どもを育てたい〜


心も身体も健康で明るい子ども

 きれいな水と空気、そして緑豊かなこの環境の中で遊び、生活ができることは子ども達にとってなんと幸せなことかと日々実感しています。
 たっぷり食べて、たっぷり遊んで、たっぷり眠ることで健康な身体づくりをしていきたいと思っています。仲間と笑いあって、しっかり身体を動かして遊びこ みながら心も豊かに育ちあってほしいと思っています。

自分のことが自分でできる意欲に満ちた子ども


 子どもは自分のことが自分でできるようになることがうれしくてたまらないのです。  はじめは大人から援助してもらいながら、だんだんと自分でできるよ うになり、自信がもてるようになった子どもは、まわりの 友だちや大人たちへ関心を広げ、社会への関心へも高まりその一員としての基礎を育てていきます。

自然に親しみをもち感じる心が豊かな子ども


 好奇心いっぱいで、見たがりや、やりたがりやの子どもたちは考える力も育ちます  保育園のまわりには自然がいっぱい。虫も草も木もみんな子どもと友だ ちです。自分の目で見る、さわってみる、においをかぐ、音を聞く、味わってみるなど五感を使っていろいろな体験をくぐらせたいと思っています。

自分が好きで人が好きな子ども


 自分のことをわかってくれる人と関わる中で安心して自分を出し、大好きな大人や仲良しの友だち、周りの人たちとの関わりのなかで子どもは《自分》を発見 していきます。そして笑いあったり、要求のぶつかり合いでけんかをした りしながら《自分は自分でいいんだ》という自己肯定感が育ちます。
 自分を好きになり、たくさんの人を知り、人を好きになり、その人を思いやり、考えたり行動できる子どもを育てたいと思います。

自分で考え判断する力をもち、表現力豊かな子ども


 子どもたちはいろいろな方法で思いを表現し伝えようとしています。話に耳を傾け、その思いをわかってくれる相手がいれば、もっともっと伝えたくなります。対等な関係づくりと対等な話し合いをくぐって、自分で考え判断する力を育てていきたいと思っています。




  cloverトップページへ戻る