こんなこに やまのこが目指す保育



 すこやかな子どもの育ちを

今年ほど、保育の事がマスコミに取り上げられた ことはありません。保育園不足が大きく叫ばれていますが、園庭も必要がないという基準の保育事業等で補おうとしていることがとても心配です。

これらの要因は、幼児教育は幼稚園で、保育園は 託児程度のものという従来の捉え方からきています。27年度から始まった新保育制度の保育園と幼稚園との国の予算比率から観ても明らかです。保育士の処遇 改善が進まないことも保育予算が低いことが原因となっています。

先進国の中でも、日本の保育の最低基準はとても 低いのですが、保育に関わる先輩たちは子どもたちの成長の為に学び、保育条件を高める働きかけを続けてきました。その歩みの中で、保育は養護だけなく幼児 教育があることを実証してきたのです。乳幼児期は人としての心と身体の土台をじっくりと丁寧に育てていく時期です。保育で大切に育まれた子どもは他の人も 大切にする人に育っていきます。

やまのこは豊かな発達を保障するため、園庭も保 育室も広々と設計しました。桜が散る中でのびのびと遊ぶ子どもたちを見ると「なんと幸せな子どもたちだろう」とうれしくなります。

しかし、一日中ビルの1室で過ごさなければいけない子どもたちのことや、待機児童、保育料、保育士不足等課題が山積みです。

篠栗町の子ども、いえ日本中の子どもたちがすこ やかに育つことが何よりの願いです。そのために、大人たちの力合わせができる保育園として、今年もまた歩み続けて行きたいと思っています。

(理事長 西岡 京子)


「ことば」を手渡す

 たてわりで2年間過ごした年長さんたちの卒園を間近に控えた頃、一緒にリズムをする機会がありました。「木の葉」のリズ ムの時、動きがかたくなってしまう子どもたちに「緑の木の葉は秋になると赤や黄色になるよね。そして、冬になって北風が吹くとフワーってとんでひらひら落 ちてくるよね。」と動きのイメージをことばで伝えました。ピアノを意識して柔らかく弾きながら「ふわっ、とんとんとん、ふわっ、とんとんとん」と声をかけ ると、まさに風にのってふわーっととぶ木の葉になりきっていました。

 リズムの中でもことばの大切さを感じます。身 体の部位の名前がわかったり、ことばでの指示通りに動かすことができるのは、学ぶ力につながります。少し難しい歌詞を子どもたちにもわかるようにかみくだ いて説明して渡すと、歌が変わってきます。そのことばの意味がわかってうたっているのが伝わってきます。声が柔らかくて明るく、はりあげるのではないのに のびのびと広がっていきます。そのことばに思いをこめて、気落ちよさそうにうたうのです。

ことばは「考えること」や「人とのコ ミュニケーション」の道具としても大切なものです。私たち大人の使うことばは子どもにとっては言語環境です。どんなことばを聞かせていくのか試されている 気がします。「あなたを大切に思っているよ。」「こんなことばを使う人になってほしい」そんな思いをこめて、一人ひとりを大切にする「ことば」を手渡していきたいと思っています。

  (園長 堀江 きよみ)



どんぐり
 保育理念

未来をに なう子どもたちの

最善の幸福のために

保護者や地域社会と共に

児童、家庭、地域の福祉を積極的に増進させ、

子どもたちの確かな育ちを保障することを

目指します。

りんごの木


どんぐり
 保育方針 〜こ んな子どもを育てたい〜


心も身体も健康で明るい子ども

 きれいな水と空気、そして緑豊かなこの環境の中で遊び、生活ができることは子ども達にとってなんと幸せなことかと日々実感しています。
 たっぷり食べて、たっぷり遊んで、たっぷり眠ることで健康な身体づくりをしていきたいと思っています。仲間と笑いあって、しっかり身体を動かして遊びこ みながら心も豊かに育ちあってほしいと思っています。

自分のことが自分でできる意欲に満ちた子ども


 子どもは自分のことが自分でできるようになることがうれしくてたまらないのです。  はじめは大人から援助してもらいながら、だんだんと自分でできるよ うになり、自信がもてるようになった子どもは、まわりの 友だちや大人たちへ関心を広げ、社会への関心へも高まりその一員としての基礎を育てていきます。

自然に親しみをもち感じる心が豊かな子ども


 好奇心いっぱいで、見たがりや、やりたがりやの子どもたちは考える力も育ちます  保育園のまわりには自然がいっぱい。虫も草も木もみんな子どもと友だ ちです。自分の目で見る、さわってみる、においをかぐ、音を聞く、味わってみるなど五感を使っていろいろな体験をくぐらせたいと思っています。

自分が好きで人が好きな子ども


 自分のことをわかってくれる人と関わる中で安心して自分を出し、大好きな大人や仲良しの友だち、周りの人たちとの関わりのなかで子どもは《自分》を発見 していきます。そして笑いあったり、要求のぶつかり合いでけんかをした りしながら《自分は自分でいいんだ》という自己肯定感が育ちます。
 自分を好きになり、たくさんの人を知り、人を好きになり、その人を思いやり、考えたり行動できる子どもを育てたいと思います。

やさしさと強さを持ち、表現豊かな子ども


 虫や生き物にふれ、野菜や花を育て、仲間と遊んで、いい音楽を聴く、美しい絵画を見る、絵本や劇を見て物語の世界にひたるなどの体験のなかで心が動き、 やさしさが生まれます。そして子どもたちは、言葉や絵などいろいろな方法で思いを伝えようとします。この活動は、同時に子どもたちの平和を愛する心にもつ ながって、いさかいのない世界を創り出す力にもつながっていきます。




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